2011’10.19・Wed



毎年今頃になると「剥いたからくれば」と知人が誘ってくれるので、今朝早速行ってきました。
家の周りに椿の木をかなりの本数植えているので椿の実が採れる、採って数日乾すと実が取れるように皮がはじける、その実をしばらく天日に晒して椿油工場へ持参となる。その前に好きな形の実を無償で選ばせてくれてもらってきて磨いています。
利島では甲丸(こうまるー亀の甲羅のように丸い)と確か呼んでいた形の実が磨きやすい。
椿の実の硬い殻を割ると中には黄色い油の塊のような物体が詰まっている、これが椿油の原料だ。
今年の実は粒が小さいがいつもより量は多かった、成る年と裏年と一年交代だから今年は成り年だったということだろう。この知人の家の椿の実は島にある他と木と比べて実が大きいのだが、それは利島から苗を買って植えた木だからだ。
選別してもらってきた「今年の椿の実」です、磨くとこんなに黒光りします、比較しにくいかもしれませんが右の二粒は磨く前の実です。
何でも大きければいい、というものではなくて、形が良くて実の肌がきれいで「おじさん私を磨いてよ」そう話しかけてくるような気がする実を毎年もらってきている。


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