2011’10.07・Fri
















御蔵島は活動度が低いランクCの日本の活火山です。東京の南200kmに位置し周囲16.8km 直径5kmのお椀を伏せたような丸い島で 黒潮に侵食された急な海蝕崖で囲まれています。入江や岬がありません。大気が島にぶつかって上昇するとき大気は断熱的に膨張する 上昇に従って気圧が下がり空気塊に熱が供給されず 空気塊の熱を消費し気温は下がる(断熱膨張)島の「里」標高100mが15°C 風を無視すれば「御山」851mの頂上は10°Cなのに冬場は標高500m以上で急激に気温が低下して0°C近くになることがあるそうです。日本アルプス2000m帯にある隈笹が御山 鈴原湿原にあり北方系の植物が生育するのに適している特異な植物相が観られます。巨樹の森を神山と崇め森が生む豊富な水で生活の糧を戴いた豊かな島です。オオミズナギドリ ベンテンツゲの銘木 桑に代わってミナミハンドウイルカウオッチングで賑わいを見せる御蔵島です。南郷の日本一の大シイ(1997年 幹周り13.79m)の発見者で多くの学術論文を執筆されている日野正幸氏と歓談出来たのは有益でした。
御蔵島の植物
(チョモ)
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