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2011’07.19・Tue

かしゃんば餅

金太郎本舗の「かしゃんば餅」は人気があり朝 店頭に並べるとすぐに売り切れてしまう。草餅をサルトリイバラの葉で包み蒸かした和菓子だ。縄文人も土器の底に猿捕茨や柏や朴木の葉や肉桂や針桐や笹を敷いたり包んだりして調理していたに違いない。大島にはブナ科のカシワは自生しておらずサルトリイバラ(山帰来)を専ら使用した。近畿以西ではカシワが自生しておらず端午の節句に「ちまき」やサルトリイバラでカシワの代用をした というが どうもおかしい。大量消費地 江戸でサルトリイバラが不足しカシワで代用したが本当の話のようだ。サルトリイバラの根茎は薬用で毒掃丸に配合されている。雌雄異株で球形の実は秋に熟すと赤くなり島では正月飾りに使う。ルリタテハはサルトリイバラ ホトトギス ユリを食草にしている。伊豆大島では「かしゃんば餅」千葉では「ばらっぱ餅」栃木では「さんきり餅」佐渡では「かただんご」と呼びます。
 サルトリイバラ(山帰来)
 ABC_1071_convert_20110719175024.jpg
 「山切」は青い実のうちに出荷する
 DSC_1130_convert_20110719174707.jpg
連れ合いが作った「かしゃんば餅」です 金太郎本舗さんと比べると残念ながら数段劣ります。
 すぐに売り切れて写真がありません
「サライ」や沢山の婦人誌に取りあげられた「金太郎本舗の かしゃんば餅」(チョモ)
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