2018’07.13・Fri
中学2年生62名 先生4名が来島されました。巡検メモの補足です。皆さんのスナップは巣鴨学園ご当局の許可をいただいたものを後日載せさせていただきます。本日はお疲れ様でした。チョモガイドグループは文武両道の巣鴨学園のフアンです。4年後に志望校に入学できたら お父さん お母さんと一緒に また大島に来てください。トーシキでシュノーケルを楽しんでください。チョモ爺 佐々木 小川 八木 日比野ガイドが歓迎いたします。
日比野ガイドが作ったマップをお買い上げいただきありがとう。ユポ紙は破れにくく雨にも強いです。追加注文はチョモ爺にメールください。学歴にこだわるわけではありませんが 2班担当の日比野 岳ガイドは京都大学大学院出身者です。旅行社の依頼を受けて 日本アルプスのガイドをしています(日比野 岳さんは2019/04月より八丈島 住です)
今朝05:00の写真ではありません 岡田港

伊豆大島 東京都大島町 全国に大島という地名が56あります。島の向き北西に沿って割目噴火がおこります。

海底地形図 火山フロントの右にある伊豆 小笠原海溝に注目。海溝・トラフ(水深6000m以下)はプレート境界 三宅島から東約200kmに太平洋プレートとフイリピン海プレート 相模トラフの海溝三重点(ジャンクションポイント)があります。噴火で拡大を続ける「西ノ島」は火山フロントにあり父島 母島はフロントからわずかに外れています。フィリピン海プレートが伊豆半島の付け根の奥に食い込んでいるのも重要なポイントです。

オホーツクプレートは北米プレートの一部です
北上したインド オーストラリアプレートがユーラシアプレートと衝突して およそ5,000万年前にヒマラヤ山脈ができ 2,300万年前にアフリカプレートが衝突してヨーロッパアルプスができました。テチス海の堆積物が押し上げられ高山が誕生しました。いまも5mm/yの造山活動が行われているそうです。



ホットスポットの真上に いま あるのがハワイ島です。


年数の整合性がなくて 御免。
①昔ホットスポットの上にあった島々です やがて海中に沈んでいきます。 ②海嶺で誕生し左右に分かれたプレートが一番若く....長いもので2億年ほど海底を移動し やがて海溝・トラフで地球深部にもどっていく。一番長命な海のプレートが2億年だそうです。陸のプレートに比べると だいぶ短命です。4000万年前ころ太平洋プレートの移動方向が変化しました。日本近海の沈み込み途上にある太平洋プレート北米プレート ユーラシアプレートは うんと年寄りということになります。
出典 不詳

三原山 玄武岩質の成層火山

スコリア

割目噴火C火口列 C6溶岩流から採取した溶岩鍾乳石(郷土資料館)

アア溶岩1

アア溶岩2

パホイホイ溶岩1

パホイホイ溶岩2

海嶺から噴出する枕状溶岩

父島の「枕状溶岩」

中央海嶺は海のプレートの発生場所 玄武岩質の枕状溶岩が産出されるところ。北米プレートは左(西方向)にユーラシアプレートは右(東方向)に移動します。 ほぼ2億年後に ? 日本で邂逅(かいこう)する おもいがけず再会する。 出典 ウキペディア

アイスランド 地球の裂け目 「ギャオ」 2014/01/12

浅間山 鬼押し出しの「塊状溶岩」

「赤だれ」

霧でカッパの橋から見ることができませんでした

赤だれの「アア溶岩」

地質図 出典 産総研 川邉先生に一部加筆 大規模噴火(大噴火)は溶岩が海に達します。

出典 静岡大学 小山真人教授 原図はアジア航測 千葉達朗先生 LB LはLAVA溶岩のL BはB火口列のB
山頂A火口からの溶岩流より割目噴火B火口列の方が広域に流れたことが判ります。B火口列とその延長線上のC火口列が同じ方向に割れていますね。

山頂A火口 758m 火口底まで261m 。

割目噴火 B火口列 B2火口

山頂A火口からは玄武岩質の噴火 B C火口列からは安山岩質 デイサイト質の噴火 ?? 出典 気象庁 噴火予知連伊豆部会 巡検メモ参照 納得いきましたか。

噴火が収まった直後の B1~B4火口 出典 白尾 元理

B1~B3火口 噴火が収まって39日後 出典 白尾 元理

富士山の宝永噴火 第一火口がみえるかなー

登山口から大島温泉ホテルにかけてカルデラ壁が20数か所 表層崩落(2013/10/16)

1班がカルデラ床から櫛形山を登りはじめました 先祖返りで登っているヒトがいる。

四つん這いじゃなくて 直立2足歩行で登ってほしいなー。

裏砂漠

大島温泉ホテル駐車場の露頭 838年噴火 神津島「天上山」の流紋岩質の白い火山灰薄層 これが鍵層になって大島火山の上下の地層が判る。

火山博物館の「溶岩樹型」 溶岩は斜面を流下する際に樹木を巻き込んで 冷え固まると熱によって焼失した樹木の跡が空洞となって地中に残される。

地層大切断面

化粧直し 作業の邪魔をして すみませんでした。

O層(古期大島層群)について
O1~95層 15000年前説(田澤堅太郎)と O1~127層 24500年前説(上杉 陽)とがありますがチョモは前者に従います。巡検メモの噴火年表は20000年になっております。20,000年前は最終氷期の中で一番の寒冷期でした。年数に整合性がないことを おことわりしておきます。 質問 不整合の地層について説明せよ。

出典 産総研 川邉先生の地質図に一部加筆 右下の馬蹄形が「波浮港」


筆島の貫入岩(ダイク)




カキハラ磯の火山豆石

朝食をとった登山口トイレの近くを飛揚する海を渡る蝶「アサギマダラ」発見 一瞬の出来事で皆さんに観てもらうことができませんでした。赤だれ 下流左岸に群生する「キジョラン」の葉裏に卵を産み付け島で羽化します。春先南方から北上し大島で暮らし晩秋に南下します。もしくは大島が北上南下の休息島になっています。越冬は致しません。ヒヨドリバナで吸蜜中は容易に指で羽を挟み捕獲することができます。
チョモは いつも「アサギマダラ」からパワーをもらっています。我が家にも1~2頭/Y 飛来します。

出典 大島郷土研究家 大村森美さん
![コピー ~ IMG_convert_20151117173238[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/g/o/j/gojinka100/20180715132839fd5.jpg)
日比野 岳さん制作の「伊豆大島 観光・ハイキングマップ」 頒布価格700円

裏面 ユポ紙ですので破れにくく 濡れにくいマップです スマホと連動しています。ベビーカーコースなど細かい配慮がされています。いい地図が出来上がりました。

東京 竹芝まで1時間45分

(チョモ)
日比野ガイドが作ったマップをお買い上げいただきありがとう。ユポ紙は破れにくく雨にも強いです。追加注文はチョモ爺にメールください。学歴にこだわるわけではありませんが 2班担当の日比野 岳ガイドは京都大学大学院出身者です。旅行社の依頼を受けて 日本アルプスのガイドをしています(日比野 岳さんは2019/04月より八丈島 住です)
今朝05:00の写真ではありません 岡田港

伊豆大島 東京都大島町 全国に大島という地名が56あります。島の向き北西に沿って割目噴火がおこります。

海底地形図 火山フロントの右にある伊豆 小笠原海溝に注目。海溝・トラフ(水深6000m以下)はプレート境界 三宅島から東約200kmに太平洋プレートとフイリピン海プレート 相模トラフの海溝三重点(ジャンクションポイント)があります。噴火で拡大を続ける「西ノ島」は火山フロントにあり父島 母島はフロントからわずかに外れています。フィリピン海プレートが伊豆半島の付け根の奥に食い込んでいるのも重要なポイントです。

オホーツクプレートは北米プレートの一部です
北上したインド オーストラリアプレートがユーラシアプレートと衝突して およそ5,000万年前にヒマラヤ山脈ができ 2,300万年前にアフリカプレートが衝突してヨーロッパアルプスができました。テチス海の堆積物が押し上げられ高山が誕生しました。いまも5mm/yの造山活動が行われているそうです。



ホットスポットの真上に いま あるのがハワイ島です。


年数の整合性がなくて 御免。
①昔ホットスポットの上にあった島々です やがて海中に沈んでいきます。 ②海嶺で誕生し左右に分かれたプレートが一番若く....長いもので2億年ほど海底を移動し やがて海溝・トラフで地球深部にもどっていく。一番長命な海のプレートが2億年だそうです。陸のプレートに比べると だいぶ短命です。4000万年前ころ太平洋プレートの移動方向が変化しました。日本近海の沈み込み途上にある太平洋プレート北米プレート ユーラシアプレートは うんと年寄りということになります。
出典 不詳

三原山 玄武岩質の成層火山

スコリア

割目噴火C火口列 C6溶岩流から採取した溶岩鍾乳石(郷土資料館)

アア溶岩1

アア溶岩2

パホイホイ溶岩1

パホイホイ溶岩2

海嶺から噴出する枕状溶岩

父島の「枕状溶岩」

中央海嶺は海のプレートの発生場所 玄武岩質の枕状溶岩が産出されるところ。北米プレートは左(西方向)にユーラシアプレートは右(東方向)に移動します。 ほぼ2億年後に ? 日本で邂逅(かいこう)する おもいがけず再会する。 出典 ウキペディア

アイスランド 地球の裂け目 「ギャオ」 2014/01/12

浅間山 鬼押し出しの「塊状溶岩」

「赤だれ」

霧でカッパの橋から見ることができませんでした

赤だれの「アア溶岩」

地質図 出典 産総研 川邉先生に一部加筆 大規模噴火(大噴火)は溶岩が海に達します。

出典 静岡大学 小山真人教授 原図はアジア航測 千葉達朗先生 LB LはLAVA溶岩のL BはB火口列のB
山頂A火口からの溶岩流より割目噴火B火口列の方が広域に流れたことが判ります。B火口列とその延長線上のC火口列が同じ方向に割れていますね。

山頂A火口 758m 火口底まで261m 。

割目噴火 B火口列 B2火口

山頂A火口からは玄武岩質の噴火 B C火口列からは安山岩質 デイサイト質の噴火 ?? 出典 気象庁 噴火予知連伊豆部会 巡検メモ参照 納得いきましたか。

噴火が収まった直後の B1~B4火口 出典 白尾 元理

B1~B3火口 噴火が収まって39日後 出典 白尾 元理

富士山の宝永噴火 第一火口がみえるかなー

登山口から大島温泉ホテルにかけてカルデラ壁が20数か所 表層崩落(2013/10/16)

1班がカルデラ床から櫛形山を登りはじめました 先祖返りで登っているヒトがいる。

四つん這いじゃなくて 直立2足歩行で登ってほしいなー。

裏砂漠

大島温泉ホテル駐車場の露頭 838年噴火 神津島「天上山」の流紋岩質の白い火山灰薄層 これが鍵層になって大島火山の上下の地層が判る。

火山博物館の「溶岩樹型」 溶岩は斜面を流下する際に樹木を巻き込んで 冷え固まると熱によって焼失した樹木の跡が空洞となって地中に残される。

地層大切断面

化粧直し 作業の邪魔をして すみませんでした。

O層(古期大島層群)について
O1~95層 15000年前説(田澤堅太郎)と O1~127層 24500年前説(上杉 陽)とがありますがチョモは前者に従います。巡検メモの噴火年表は20000年になっております。20,000年前は最終氷期の中で一番の寒冷期でした。年数に整合性がないことを おことわりしておきます。 質問 不整合の地層について説明せよ。

出典 産総研 川邉先生の地質図に一部加筆 右下の馬蹄形が「波浮港」


筆島の貫入岩(ダイク)




カキハラ磯の火山豆石

朝食をとった登山口トイレの近くを飛揚する海を渡る蝶「アサギマダラ」発見 一瞬の出来事で皆さんに観てもらうことができませんでした。赤だれ 下流左岸に群生する「キジョラン」の葉裏に卵を産み付け島で羽化します。春先南方から北上し大島で暮らし晩秋に南下します。もしくは大島が北上南下の休息島になっています。越冬は致しません。ヒヨドリバナで吸蜜中は容易に指で羽を挟み捕獲することができます。
チョモは いつも「アサギマダラ」からパワーをもらっています。我が家にも1~2頭/Y 飛来します。

出典 大島郷土研究家 大村森美さん
![コピー ~ IMG_convert_20151117173238[1]](https://blog-imgs-115.fc2.com/g/o/j/gojinka100/20180715132839fd5.jpg)
日比野 岳さん制作の「伊豆大島 観光・ハイキングマップ」 頒布価格700円

裏面 ユポ紙ですので破れにくく 濡れにくいマップです スマホと連動しています。ベビーカーコースなど細かい配慮がされています。いい地図が出来上がりました。

東京 竹芝まで1時間45分

(チョモ)
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