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2017’10.26・Thu

台風で南下が遅れているアサギマダラ

間伏林道からシアイバまでの路傍に 海路を旅する蝶「アサギマダラ」がまだ沢山残っています。ヒヨドリバナが枯れ いまは 専ら日向のイガアザミの蜜を舐めています。陸路を長旅する蝶「オオカバマダラ」はロッキー山脈からメキシコ迄4,000kmも飛ぶそうです。
アサギマダラの食草はガガイモ科(キジョラン サクララン イケマ オオカモメズル...)の毒性が強い植物。 寿命は数ヶ月(4~7ヶ月) 人懐こくヒヨドリバナで吸蜜中は容易に指で挟め捕獲することができます。マーキングしてリリース。大村さんがリリースした.......(後述)。 大島では赤沢左岸にキジョランの群生地があり 葉裏に産卵→成虫→蛹化→羽化します。 越年したアサギマダラは観たことがありません。春に北上し 世代交代しながら 秋に南下する海路を旅する蝶です。キジョランの北限が北関東あたり 高原山地の降雪地にはイケマ オオカモメズルがあり 利尻島にもアサギマダラが飛来するそうです。ヒマラヤにも亜種がいるそうですが 気づかなかったのか お目にかかったことがありません。下の写真の大島で羽化して育ったアサギマダラ これから南下の長旅が始まります。 Bon boyage(仏) Buen viaje(ブエン・ビアヘ 西班牙)!‼
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ヒヨドリバナ
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イガアザミ
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ツワブキ
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食草 キジョラン(鬼女蘭)
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赤沢左岸のキジョラン群生地
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(2015/11/30 髪を振り乱した鬼女に...)
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(2015/11/30)
DSC_1548_convert_20151122124606[1]
(ご参考)
キジョラン
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PC300504_convert_20171028050515.jpg
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ヒヨドリバナやフジバカマの蜜が大好き 南西諸島はツルモウリンカ 奄美大島ではツバキ科のイジュ 姫島ではスナビキソウに♂が群がっているそうです(アサギマダラ研究家 栗田昌裕)
アサギマダラ
出典 2015/10 伊豆大島雑記帳より 大島町郷土研究家 大村 森美さん
は大分県姫島 鹿児島喜界島のアサギマダラを訪ねています。再捕獲者の晴岡 和夫さんとの邂逅の喜びは一入だったそうです。
IMG_convert_20151117173238[1]

(チョモ)
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