2019’11.18・Mon
























great suggestion ‼



出典 以下 各ジオパークバーチャルツアー・HP等より













フェノロサ 岡倉 天心 日本美術院発祥の地 (日本画画壇 日本美術院 創画会 日展)


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木村 武山 「阿房劫火」















柴崎 ハルさん



































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分科会



電池切れです 分科会要領・模範トーク(5分間)が撮れません。
チョモの5分間トークは...欲張りすぎて( ①海を渡る蝶 アサギマダラ ②その食草キジョラン ➂破壊から再生への救世主 オオバヤシャブシ) 少々タイムオーバー 再現いたします
春に北上し 秋に偏西風に逆らって南下する①「アサギマダラ」 名前の由来は 日本一美味しい 下仁田の葱色です。アサギは日本の古色で「浅葱」と書きます。大島で放たれた蝶が8日目に 直線距離で1140km離れた鹿児島県の奄美大島 喜界島で再捕獲されています。チョモはアサギマダラに勇気をもらいます。春 渡ってきたばかりの個体は羽が傷んでいます。 健気です。大島で「いのち」を繋いだチョウ達が ライフサイクル60日で さらに北上するか定かでは ありません。
大島で越年はいたしません。

吸蜜中は 容易に指で挟むことができます 左が♂です

②食草「キジョラン」


終齢幼虫 樹の幹にいるのは初めて観ました

葉裏の蛹

抜け殻

キジョランの実は秋になると真ん中から裂けて

やがて 髪を振り乱した「鬼女」になります

浮遊する種

噴火後の火山島 大島を再生する救世主が➂「ハンノキ」(大葉夜叉五倍子」です 植物の生育に欠かせない窒素を大量に供給してくれます。お蔭で火山裸地・荒地が復活します。生命をはぐくんでくれるのがオオバヤシャブシです。
直近の15年続いた大噴火が240年程前におこり 3本の溶岩が流れ その内の1本が この「赤だれ」です。谷の中 両脇のスコリア丘も樹はほとんどがオオバヤシャブシです。



溶岩は地層大切断面の上部まで流れました。溶岩流の跡はオオバヤシャブシで覆われ ほとんど判りません。赤だれ左岸にキジョランの大群生地があります。 蝶と鬼女と夜叉の お話でした。

補足
マメ科の植物 白詰草等が根粒菌で窒素固定する のは理科で習いました。火山島を再生するハンノキ属オオバヤシャブシは根にフランキアというバクテリアが根粒を作り空気中の窒素をアンモニアに還元して宿主植物に供給する窒素固定バクテリアです(北方生物圏フィールド科学センター) グラム陽性の放線菌はマメ科植物の根粒菌とは系統的にかなり遠いようです。
溶岩・スコリア等にはリン カリはあるが窒素はないに等しい。オオバヤシャブシは根からアンモニアを滴らせ 自らの枯れ葉 枯れ枝で 噴火で破壊された大地に窒素を大量に供給する。溶岩流の跡はオオバヤシャブシが先駆し卓越する。宿主植物が樹木 森林の再生に重要な役割を担います。4月の第1週カルデラ外縁から「かっぱの橋」方面を眺めると「オオシマザクラ」が咲き乱れ、 「赤だれ」の溶岩が流れた方面は「オオバヤシャブシ」が卓越しているのが観てとれます。
カルデラ外縁から観た三原山山腹の「オオシマザクラ」 この左側に241年前に流れた溶岩の跡は すっかり再生されて「オオバヤシャブシ林」でおおわれています。

![DSC_0898_convert_20170416151400[1]](https://blog-imgs-133.fc2.com/g/o/j/gojinka100/201911201511493c0.jpg)
11/18 Tour4 クサヤの「藤文」 090-347-24880






(チョモ)
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