2016’04.29・Fri



シカマガの滝は普段は涸れ滝である。 大雨が降ると島一番の瀑布(?)になる。左岸に中山明神 右岸に屋形明神の石祠がある。寛延2(1749)年の「伊豆国大島差出帳」に差木地村の「荒嶋明神」(タカガミ様)に続いて「中之山明神」「屋形明神」と記載されている。現在も それぞれに奉斎する家がある。
6月1日は御山詣で そのあと元町大御堂(おみどう)の薬師詣りが行われ差木地地区では三原神社→荒嶋明神→神の根神社→波布比咩神社の順に宮参りが行われたという(国学院大学 島々の聖地)荒嶋明神は応永28年(1421)の側噴火で出来た火砕丘「岳ノ平」標高231mの山頂付近に鎮座する。カシマガ滝は昼なお暗き神秘な霊谷である。









ヌタの沢のジャケツイバラ 花はマメ科特有の蝶形ではなく左右相称 萼片と花弁は5個ずつで同じ色をしている。おしべは10個
葉や茎の棘で他の木に絡み付いていく(神津島花図鑑)

(チョモ)
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