2011’10.21・Fri
差木地にある沖山炭窯の立木の窯入れを手伝った 立木は約1ヶ月乾燥した直径10cm程のヤブツバキ 窯の天井と立木の間に通気用に入れる差し木(上げ木)も椿 立木の不足で作業中断(もったいないからぎゅうぎゅう詰めに立木をいれる) 島に300万本の椿があるとはいえ貴重な原木を入手するのが一苦労 炭材はクヌギ コナラ カシ クリ ヤブツバキ 湯炭は断面が菊花紋になる椚(クヌギ)が珍重されるが島にはクヌギ コナラが自生しない。排煙口の上に陶製の煙突を立て 口炊き(燻 いぶし)を三回約8時間すると窯の後部の差し木に着火し炭化は窯奥の天井から窯底へと進み焚口に前進する。煙の色は黒色→褐色→淡青白色に変わり 臭い 排煙口温度も変化する。約70時間を経て通気口 排煙口を密閉し 炭材の消火に入る(陶器の還元焼成に似る)窯の冷却を待って出炭する(茶の湯の里は椿炭 窯元 沖山公彦さん)

差し木に使うヤブツバキの細枝


立木の上に差し木を敷き詰める





(チョモ)

差し木に使うヤブツバキの細枝


立木の上に差し木を敷き詰める





(チョモ)
スポンサーサイト