2011’05.31・Tue
大島の海の幸は陸にいて採れる「はんば」「しまのり」「ひじき」「トサカ」「ふのり」「せせり(ヨメノカサ)」「ショウジンガニ」「セイ(カメノテ)」、海の中では「メッカリ」「天草」「とこぶし」などが身近です。もう一品がこれです。

一昔前、いやもっと四昔前くらいまでは、春の荒れた海がもたらしてくれた海草がたくさん流れ着きました。その代表が「ヒロメ(和名はアントクメ)」でバケツいっぱい採ってきて干して食べた覚えがあります、ぬるぬるしてやっかいでした、大きいのは両手を広げたくらい昆布のような形です。それからは「磯焼けだ」といわれて海の中にもこの海草はなくなり、磯の地魚も居なくなり、海草を食べて育ったとこぶしなどの貝もめっきり減ってしまい、当然ながら浜に打ち上げられることもなくなりました。今ではすっかり貴重品となってしまった「ヒロメ」を分けていただいた、食べるのはもう10年一昔ぶりです。

さっと湯がくと緑色に

生の「ヒロメ」を洗って、熱湯で湯がいて、小さく切って白菜と炒めました。アシタボを入れるともっとローカルな味になります、いっぱい取れれば間違いなく郷土料理の一品になっていたはずです。
台風2号の大波に乗って「ヒロメ」が浜に上がっているかもしれません、どこの浜にも、という訳にはゆきませんが探してみる価値がある海草です。

一昔前、いやもっと四昔前くらいまでは、春の荒れた海がもたらしてくれた海草がたくさん流れ着きました。その代表が「ヒロメ(和名はアントクメ)」でバケツいっぱい採ってきて干して食べた覚えがあります、ぬるぬるしてやっかいでした、大きいのは両手を広げたくらい昆布のような形です。それからは「磯焼けだ」といわれて海の中にもこの海草はなくなり、磯の地魚も居なくなり、海草を食べて育ったとこぶしなどの貝もめっきり減ってしまい、当然ながら浜に打ち上げられることもなくなりました。今ではすっかり貴重品となってしまった「ヒロメ」を分けていただいた、食べるのはもう10年一昔ぶりです。

さっと湯がくと緑色に

生の「ヒロメ」を洗って、熱湯で湯がいて、小さく切って白菜と炒めました。アシタボを入れるともっとローカルな味になります、いっぱい取れれば間違いなく郷土料理の一品になっていたはずです。
台風2号の大波に乗って「ヒロメ」が浜に上がっているかもしれません、どこの浜にも、という訳にはゆきませんが探してみる価値がある海草です。
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