春を告げるキフジなどの花がすっかり終わり、春本番。
岡田港から上がって一周道路にぶつかる角のあたりに白い花が咲く大きな樹が何本もあります。高いから花の形がよく分かりません、わき道に入ると低い木があったので花を撮影、細かい花がいっぱい付いています。大島ではミズクサと呼ぶ「ミズキ」ではないでしょうか。ミズキやエゴノキなどは成長が早く戦前くらいまで「都内の燃料として出荷」していました。比較的堅い桜やハンノキ(ヤシャブシ)などは炭焼きに、そして薪に、木工加工材にも利用されてきました。


通り道に白い小さな花がいっぱい落ちています、今だけ目立つ「エゴノキ」です、小さな花が鈴なりです。

これらの木々は3尺ものといわれ、約90センチの長さに切りそろえられて薪船に積み込む仕事は島の女性がしました、アイビと呼ばれる長い仮桟橋を渡って薪炭船に運ぶ姿は「手間風景」として絵はがきにもなっています。

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